施術を知る

日本でバレイヤージュを受けるには?知っておきたい美容師への伝え方

バレイヤージュは日本でも受けられますが、髪色によってはブリーチなど複数の工程が必要なケースもあり、仕上がりは伝え方によって変わります。この記事では、日本の美容室でバレイヤージュをウケるときの伝え方やハイライトとの違い、メンテナンスの利用方法まで、予約前に知っておきたい情報をまとめました。

J
Japan Salon Booking 編集部
2026-11-02監修: 菊池 拓人(美容師/コドライズ株式会社 プラットフォーム事業責任者)
日本でバレイヤージュを受けるには?知っておきたい美容師への伝え方

バレイヤージュ(balayage)は日本の美容室でも受けられるヘアカラーメニューです。

ただし、日本では日本人に多い黒髪や暗い茶髪への施術を想定して受け付けている美容室がほとんど。外国人の明るい髪色では同じ「バレイヤージュ」でも、ブリーチの必要性や工程・時間・仕上がりが施術例とは変わるケースもあるでしょう。

この記事では、外国人が日本の美容室でバレイヤージュをオーダーしたいときの伝え方や美容室の選び方を紹介します。

希望する配置とコントラストを伝える

髪の表面にほうきで掃くように色を足すバレイヤージュは「どこを」「どれくらい」明るくするかによって、印象は大きく変わります。配色やグラデーションの強さは担当する美容師の技量のほか、仕上がりの伝え方によっても変わるでしょう。

そこでバレイヤージュをオーダーするときは、以下のように配色やコントラスト(明暗)を具体的に伝えることが大切です。

  • 顔まわりだけ明るくしたい(顔まわりの毛束を中心に明るくしたい)
  • 毛先だけを明るくして、根本は暗めにしたい
  • 全体的に細かく色を足したい(コントラストを抑えて自然になじませたい)
  • 表面に明るい色をしっかり入れてコントラストをはっきりさせたい

求める仕上がりに合わせて、どのように伝えるかもあらかじめ考えておきましょう。

合わせて、伝えるときは言葉だけに頼らず、イメージに近い参考写真を見せるのもおすすめです。特に日本の美容室を利用するなら言語や文化圏が違うからこそ、写真でもイメージを伝えれば誤解も防げます。

写真を見せるときは、以下のように複数枚の写真を用意しておくとスムーズです。

  • 正面・横・うしろなど複数アングルの写真を用意する
  • 求める色の組み合わせに近い写真を用意する

バレイヤージュの仕上がりを写真で伝えるときは、色の入れ方・配色でそれぞれ写真を用意するのも選択肢のひとつです。写真と言葉を組み合わせながら、カウンセリングでの美容師との解釈のズレを減らしましょう。

バレイヤージュ・ハイライトなど技法の違いを理解する

髪を部分的に明るくするカラー技法には、バレイヤージュのほかハイライトやオンブレなどがあり、それぞれ仕上がりや施術方法は変わります。求める仕上がりによってはバレイヤージュ以外の技法が向いているケースもあるので、ほかの技法の違いも把握したうえで美容師に伝えましょう。

技法

塗布方法

根元の伸びの目立ちやすさ

コントラストの傾向

仕上がりの特徴

バレイヤージュ

手塗りで毛束の表面に明るい色を立体的に塗布

目立ちづらい

柔らかいグラデーションを求めやすい

自然な立体感を出しやすい

ハイライト

髪表面の毛束を取って根本から毛先まで筋状に明るい色を塗布

色によっては目立ちやすい

全体的に明るくしやすい

はっきりした質感を出しやすい

オンブレ

根元を暗いまま残し、毛先を明るくするグラデーション

デザインにより差がある

根元と毛先のコントラストが際立ちやすい

毛先の変化も楽しみやすい

もちろんどの技法が向いているか、どういった仕上がりになるかは、髪の履歴・状態や美容師の技術、メンテナンスの許容範囲などにより変わります。日本の美容室でバレイヤージュをはじめとしたカラー施術を利用するときは、技法名だけでなく「どんな見た目にしたいか」「自分の今の髪でもイメージする仕上がりにできるか」を、美容師と相談しながら検討しましょう。

美容室を選ぶときは自分の髪色に近い実例写真を確認する

多くの日本の美容室では、日本人に多い黒髪や暗い茶髪からのカラー施術が想定されているケースがほとんどです。そのため、理想の仕上がりに近いカラーの施術実績を掲載している美容室を見つけたとしても、その写真のモデルは自分の髪色・髪質とは異なり、自分の髪では写真どおりの仕上がりを求められない可能性もあります。

ブリーチ方法や色の入れ方は地毛の色や状態によって変わるので、実例写真を参考に美容室を選ぶときは、以下のポイントをチェックしましょう。

  • 自分の髪色・髪質に近い実例写真であるか
  • 自分の髪色・髪質でカラー施術を担当した美容師がいるか
  • 写真が自然光で撮られた自然な色味であるか

バレイヤージュそのものは世界で広く扱われているカラー技法のひとつですが、色の入れ方や明暗は美容師により仕上がりが左右されやすい技法でもあります。気になる場合は美容室にも直接問い合わせながら、求める施術が受けられる美容室を選んでください。

希望の日時とエリアを選んで、最大4店舗にまとめて予約リクエストを送れます。

Japan Salon Bookingでスタイリングから美容室を比較する

過去のカラー・ブリーチ・縮毛矯正の履歴を美容師に共有する

カラーをはじめとした薬剤施術の履歴は、バレイヤージュの仕上がりや必要な工程に影響する可能性があります。美容室で施術を受けた履歴はもちろん、市販のセルフカラー剤を利用した経験も含めて、わかる範囲で担当の美容師に伝えましょう。

  • 直近のカラー・ブリーチの時期と施術内容
  • 縮毛矯正やパーマなどの時期と施術内容
  • 薬剤施術でアレルギーやパッチテスト異常があったか
  • 施術により枝毛・切れ毛などのダメージが強く出たか

薬剤施術による髪の履歴やダメージ・相性は「美容師なら見ればわかる」ものではありません。目視だけでは判断できない部分もあるので、過去の施術履歴や施術で気づいたことは、可能な限り伝えると、美容師に必要な施術を判断してもらう材料も増やせます。

施術当日はトナー・メンテナンスの頻度を美容師に相談しよう

バレイヤージュをはじめとしたカラー施術は、色落ちや根元の伸びを前提に、メンテナンスを考える必要があります。美容室でカウンセリングを受けるときに相談したい、メンテナンスの内容や利用方法について解説します。

トナー(色味調整)について

髪を明るくするとオレンジやイエローの色味が出やすく、仕上げに「トナー」と呼ばれる工程で調整するのが、一般的な流れです。そして、トナーをしても染めた髪は洗髪や時間経過などで少しずつ色落ちしていくので、色味を保つには定期的にトナーの入れ直しが必要なケースもあります。

そのため、美容室でバレイヤージュをはじめとしたカラー施術を受けるときは、トナーが料金に入っているか、入れ直しに別料金がかかるかも確認しておきましょう。

根元の伸び方とメンテナンス頻度を確認する

バレイヤージュは、根元の境目をぼかしながら塗布するので、根元の伸びが目立ちづらいとされています。ですが、コントラストを強めに入れたほか、髪の伸び方・髪質によっては頻繁なメンテナンスを美容師におすすめされるケースもあるでしょう。

メンテナンス頻度には個人差があるので、自宅でのケアも取り入れつつ、担当の美容師に適切な頻度を確認してください。

施術時間・見積もり料金・サービス内容を確認して美容室を比較する

バレイヤージュを利用する場合、地毛の髪色や状態によってブリーチの必要性やカラーの施術工程は変わります。特に暗めの髪色からしっかり明るさを出したいのであれば、複数回のブリーチやトナーが必要なケースもあり、同じメニューでも人によって施術時間や料金は変わるでしょう。

そのため、ここでは本記事で紹介した施術の受け方もふまえた、日本の美容室でバレイヤージを受けるときの比較ポイントをまとめました。

確認項目

確認ポイント

施術内容

バレイヤージュのみか、カット・前処理のトリートメントなどが含まれるか

施術時間の目安

来店から完了までの想定時間はどれくらいか
(髪の長さ・量・ブリーチ回数によっても変動)

トナー・グロス

仕上げの色味調整が料金に含まれるか・別料金がかかるか

キャンセル規定

何日前までに連絡が必要か、キャンセル料はかかるか

支払い方法

現金のみか、クレジットカード・電子マネーに対応しているか

言語対応

英語でのカウンセリングに対応しているか、通訳・翻訳ツールを利用できるか

特にバレイヤージュの施術以外にカットやパーマを受けたいときや、複数回のブリーチが必要な可能性がある施術を受けたいときは、予約前に問い合わせて目安を確認するのもおすすめです。もちろん当日のカウンセリングで直接髪の状態を見てもらって、必要な施術内容が変わる可能性もあるので、あらかじめ料金や対応内容も確認のうえ、実際に施術を受けるか検討しましょう。

バレイヤージュ実績がある日本の美容師を見つけよう

バレイヤージュの技法や仕上がりの伝え方を知っておくのは大切ですが、実際に施術を担当するのは美容師です。だからこそ、施術を受けるときは美容師の対応実績から利用する美容室を選びましょう。

英語予約から受け付けている日本の美容室を探すなら「Japan Salon Booking」がおすすめです。Japan Salon Bookingではエリアや施術実績などから、日本の多言語対応美容室を探せます。

バレイヤージュの施術相談を受け付けているサロンも探せるので、日本の美容室でカラーを考えている方は、ぜひチェックしてみてください。

希望の日時とエリアを選んで、最大4店舗にまとめて予約リクエストを送れます。

英語予約対応の日本の美容室を探す

監修

菊池 拓人

美容師/コドライズ株式会社 プラットフォーム事業責任者

美容師免許を保有。上北沢・中野・吉祥寺など東京都内の大型サロンで約12年、メンズカットとパーマを中心に施術を担当し、スタイリスト・副店長を経験。現在も施術を続けながら、コドライズ株式会社のプラットフォーム事業責任者を務める。

最終確認: 2026-11-02

よくある質問

日本の美容室でもバレイヤージュは受けられますか。

受けられます。ただし日本では、日本人に多い黒髪や暗い茶髪への施術を想定している美容室がほとんどです。外国人の明るい髪色では、同じ「バレイヤージュ」でも、ブリーチの必要性や工程・時間・仕上がりが施術例と変わることがあります。

バレイヤージュとハイライト、オンブレはどう違いますか。

バレイヤージュは手塗りで毛束の表面に明るい色を立体的に入れる技法で、根元の伸びが目立ちづらく、柔らかいグラデーションになります。ハイライトは毛束を取って根元から毛先まで筋状に入れる技法で、はっきりした質感が出ます。オンブレは根元を暗いまま残し、毛先を明るくするグラデーションです。

希望の色味は、どう伝えればよいですか。

どこをどれくらい明るくするかを具体的に伝えます(顔まわりだけ/毛先だけで根元は暗め/全体に細かく入れて自然になじませる/表面にしっかり入れてコントラストをはっきりさせる、など)。正面・横・うしろなど複数アングルの参考写真を用意すると、解釈のずれを減らせます。

施術のあとのメンテナンスで、確認することはありますか。

トナー(色味調整)が料金に含まれるか、入れ直しに別料金がかかるかを確認してください。髪を明るくするとオレンジやイエローの色味が出やすく、仕上げにトナーで調整するのが一般的ですが、洗髪や時間の経過で色落ちするため、定期的な入れ直しが必要になることがあります。