予約・準備・不安

日本の美容室の利用マナー!来店・カウンセリング利用時に知っておきたいポイント

日本の美容室が初めてでも安心して利用できるよう、来店前に必要な準備・カウンセリングでの要望の伝え方・施術を受けるときのマナーを紹介します。異国で美容室を施術するからこそ知っておきたい利用のコツをまとめているので、ぜひ美容室の利用前にチェックしてください。

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Japan Salon Booking 編集部
2026-11-02監修: 菊池 拓人(美容師/コドライズ株式会社 プラットフォーム事業責任者)
日本の美容室の利用マナー!来店・カウンセリング利用時に知っておきたいポイント

外国人が日本の美容室を利用するときは、現地の利用システムやマナーを守るのが大切です。とはいえ、覚えるべきルールはそれほど多くはありません。原則として予約が必要なほか、カウンセリングは会話を中心に進められるなど、基本の利用方法を押さえたうえで当日を迎えましょう。

この記事では、日本の美容室を利用するときの来店準備から施術中の過ごし方まで、順を追って解説します。もちろん店舗によって利用方法が変わる部分もあるので、あくまでも目安として参考にしてください。

美容室への到着時間と持ち物

日本の美容室で施術を受けるため、まずは来訪前の準備からチェックしましょう。まずは美容室を利用する前に知っておきたい、予約の有無や到着時間・当日の持ち物から紹介します。

予約か当日飛び込みで利用できるか確認する

日本では多くの美容室は予約制で営業しています。予約に空きがあれば飛び込み(予約なし)で利用できるケースもありますが、都市部の人気サロンや週末・連休前は予約なしでは施術を断られる、または長時間待つ可能性がある点に注意しましょう。

そのため、利用したい美容室や日時が決まっているのであれば、予約しておくことをおすすめします。美容室の予約方法は店舗により異なり、美容室検索サイトから直接利用できるほか、お店のSNSから予約を受け付けている店舗もあるでしょう。

予約当日の到着時間の目安

美容室をあらかじめ予約したとき「何分前に着くべきか」といった決まりはありません。予約時間5〜10分前までに美容室に到着していれば問題ありません。ただし、予約時間から大幅に遅れるとキャンセル規約により施術時間が短縮されたり自動キャンセル扱いになるおそれもあるため、遅刻には注意しましょう。

万が一予約時間に遅れそうなときは、予約している美容室に電話でひと言連絡を入れると、そのあとの対応もスムーズです。

当日の持ち物と服装

美容室を利用する当日に用意しておきたい持ち物と服装として、以下を参考にしてください。

当日の準備

準備の目安

持ち物

  • 目指したい仕上がりの参考写真・画像
  • 現金や決済用のカード・スマホ

服装

  • 首元が開いている服装(首が詰まった服装は避ける)
  • 長時間の施術を受けるなら楽に過ごせる服装

日本の美容室は日本語でのカウンセリングが主流だからこそ、言葉で伝えづらい長さ・質感・カラーのイメージも、写真があればスムーズに共有できます。また、美容室によって支払い方法は変わるので、予約したい美容室ごとの支払い方法を確認のうえ、料金の支払いも準備しましょう。

服装に関するルールはありませんが、髪に関する施術を受けるからこそ、切った髪や薬剤が付かないよう、首元が詰まった服装は避けるのが無難。パーマや縮毛矯正を利用するなら、長時間の施術を想定して楽な服装で行くのもおすすめです。

日本の美容室で要望を伝えるコツとプランの確認方法

美容室ではさまざまな施術が用意されているからこそ、美容室では受けたい施術や求める仕上がりを伝えるコツを知っておくのも大切です。日本の美容室での要望の伝え方について、詳しく見ていきましょう。

まずはカウンセリングで要望を伝える

日本の美容室ではカットやカラーなどの施術を受ける前に「カウンセリング」と呼ばれる、要望の確認・相談から始まります。カウンセリングでは、以下のポイントについて美容師と直接相談できます。

  • 美容師による髪のくせや傷みのチェック
  • 希望の施術・仕上がりのすり合わせ
  • 施術内容の最終確認

カウンセリングは形式的なものではなく、担当の美容師に髪の状態を確認してもらい、求める仕上がりに応じた必要な施術を提案してもらうために大切なステップです。求める仕上がりや参考写真はカウンセリングで見せるとスムーズなため、要望を伝えつつ気になる部分はこの時間にしっかりと伝えましょう。

受けたい施術や仕上がりの要望を伝える

受けたい施術や仕上がりの要望を伝えるときは、以下のように具体的なメニューや数字・参考画像を活用しましょう。

  • 「カット」「トリートメント」など希望メニューを伝える
  • 「〇cm切る」など希望する長さを数字で伝える
  • 目指したい仕上がりに近い画像を見せて要望を伝える

日本の美容師はほとんどが日本語話者だからこそ、数字や美容室で提示されているメニューをそのまま伝えれば、誤解も減らせます。また、伝えたい要望がはっきりしているときは、求める仕上がり画像とともに、あらかじめ要望を日本語に翻訳した文章を準備しておくのもおすすめです。

退店前に仕上がりを鏡で確認する

日本の美容室では、ほとんどの場合はカット後に鏡で確認させてもらえます。そのため、施術中・施術後に「イメージと違う」と感じたら、その場で美容師に伝えましょう。

「もう少し短くしてほしい」など仕上がりの違和感やギャップを伝えれば、対応してもらえるほかセットのコツを教えてもらえます。気になる部分があれば、遠慮せずに美容師に伝えて仕上がりを相談してください。

美容室で施術を受けるときのマナーと好みの伝え方

美容室で施術を受けるときは、美容師と会話すべきかどうか悩んでしまう方もいるのではないでしょうか。ここでは、日本の美容室での施術中の会話や主な過ごし方について紹介します。

会話しないのは失礼ではない

施術中、カウンセリングや仕上がりの確認以外で何も話さなくてもマナー違反にはあたりません。日本の美容室では会話を楽しみたい方もいれば、静かに過ごしたい方もいて、どちらの過ごし方も受け入れられています。

美容室のなかには予約時の要望記入欄で「静かに過ごしたいかどうか」を伝えられる店舗もあり、会話が得意でなくても無理に話す必要はありません。

施術中のスマホ使用や読書も問題ない

施術中に自分のスマホや持ち込んだ本を読んでも、基本的に問題ありません。美容室によっては雑誌や電子書籍・動画を閲覧できるタブレットが座席に用意される店舗もあり、施術中もそれらを利用できます。

特にカラーやパーマで薬剤を塗布したときは、美容師が一時的に席を外すケースも多く、読書やスマホでゆっくり過ごす方は多いでしょう。ただし、前髪のカットでは手元にスマホや書籍があると切った髪がかかったり、長さの調整が難しいため、視線は前を向けると施術がスムーズです。

静かに過ごしたい、あるいは施術中は会話を楽しみたいと考えているのであれば、Web予約の際に要望を伝えておくと、その要望に沿って対応してくれる美容室も多く存在します。

シャンプーやケープの利用方法と私物の取り扱いルール

日本の美容室の多くでは専用のシャンプー代やカット用ケープが用意されており、施術利用中の私物の預かり方法も用意されています。ここでは、日本の美容室で施術を受けるときの流れや私物の取り扱い方法を見ていきましょう。

日本の美容室でのシャンプーサービスの基本

日本の美容室では、仰向けに倒れる座席付きの専用シャンプー台が導入されている店舗がほとんどです。座席に座ったら美容師やアシスタントが台を操作して仰向けにされ、専用の水道設備で薬剤の流しやシャンプー・トリートメントが行われます。

店舗によってはシャンプーや流しも機械式だったり、アシスタントが手で洗ってくれたりとさまざまです。もしシャンプー中にお湯の温度や力加減が合わないと感じたら「熱いので温度を下げてください」「もう少し弱めにお願いします」と伝えて問題ありません。

施術用ケープと持ち物の置き場

カットやパーマ・縮毛矯正を受けるときは、私服が汚れないよう店舗が用意している専用ケープやガウンを被せてもらえます。ケープの代金も施術料金に含まれているため、利用料金については心配ありません。

また、施術中に必要ない上着やバッグは、受け付けに設置された棚やロッカーで管理できます。このときロッカーや棚に施術中に使いたいスマホや本を入れてしまうと、取り出すときに改めてスタッフに相談する必要が出るので、あらかじめ取り出しておくのをおすすめします。

持ち物の管理方法はトラブル防止のため、店舗ごとにルールが変わるため、当日の案内に沿って管理してください。

施術中に気になった部分は口頭で伝える

もし施術を受けるなかで以下のように、気になった部分や不快感を覚えた部分があれば、その場で美容師やアシスタントに伝えましょう。

  • シャンプーの水温が熱い・冷たい
  • マッサージが痛い・弱い
  • ケープの締め付けで首が苦しい

施術中の不快感は口頭で相談すればすぐに調整してもらえるケースがほとんどです。日本語に自信がなくても、短いフレーズと身振りでも伝えられるので、気になる部分は我慢せず相談してください。

日本と海外の美容室それぞれの傾向と違い

日本の美容室は、海外の美容室とはまた違った特徴があります。もちろん美容室それぞれによって利用方法やサービスが変わる部分もありますが、ここでは日本と海外で変わる美容室の傾向や特徴の違いをまとめました。

日本と海外の美容室で変わる主なポイント

日本の美容室と海外の美容室の主な違いについて、表でご覧ください。

項目

日本の美容室の傾向

欧米の美容室の傾向

注意点

対応

工程ごとに複数のスタッフが対応する店舗が多い

1人の美容師が最初から最後まで対応する店舗が多い

日本にも1人対応の美容室はある

来店方法

予約制が基本

予約制・飛び込みの両方が一般的

予約に空きがあれば飛び込みでも相談可の店舗も

カウンセリング

施術前に時間をかけて相談しやすい傾向

美容室や価格帯によって所要時間に差がある

高価格帯ほど時間をかける傾向は共通

シャンプー

仰向け専用シャンプー台が一般的

前屈み・仰向けどちらか店舗により異なる

方式・マッサージの有無は店舗による

会話量

静かに過ごすことも一般的で失礼にならない

会話を楽しむ文化が強い傾向

個人の好みが最優先、伝えれば調整可

国を問わず店舗によっても対応には差があります。美容室を利用するときは各店舗のサービス・対応や当日の案内も確認しましょう。

あくまでもルールではなく店舗ごとの傾向

ここまで紹介してきた美容室の利用方法やマナーは、必ず守らなければいけないルールではなく、日本の店舗によく見られる傾向です。知っておけばスムーズに美容室を利用できますが、実際の利用方法は店舗によって変わる部分もあるので、当日は美容室の案内に従いましょう。

また、日本・異国で美容室の傾向は変わりますが、どちらが優れている・劣っているとも一律に語れません。合う・合わないは個人の好みや店舗の方針との相性によって変わるので、気になる方は予約前に店舗のスタイルやレビューも参考に、自分に合った店舗を選んでください。

予約前に知っておきたいチップ・支払い・キャンセルガイド

日本では欧米とは違った文化圏だからこそ、予約前にチップや支払い・予約のキャンセル手順も知っておきましょう。ここでは、日本の美容室を利用するときの料金や予約キャンセルの考え方について紹介します。

日本にはチップ文化はない

日本では美容室を含め、チップを渡す習慣は基本的にありません。渡そうとすると戸惑わせてしまったり、会計対応の煩雑さから返金されたりと、かえって美容室側の手間を増やしかねません。

感謝を伝えたいときは、言葉でのお礼やリピート来店・レビュー投稿のほうが確実です。

支払い方法は現金やカード決済などさまざま

日本の美容室で対応している支払い方法は店舗により変わり、以下の選択肢が主に挙げられます。

  • 現金
  • クレジットカード・デビットカード
  • QRコード決済
  • 交通系ICカード

店舗により取り扱っている支払い方法は変わり、なかには現金のみの店舗も残っています。初めて利用する美容室では、あらかじめWebサイトや問い合わせで支払い方法を確認しておくと、当日の支払いトラブルも防げるでしょう。

予約のキャンセル・変更はなるべく早く連絡する

もし美容室の予約を変更・キャンセルするときは、できる限り早めに連絡しましょう。具体的なキャンセル期限やキャンセル料の有無は店舗により規定が変わるので、予約時に確認しておくことをおすすめします。

旅行者向け!美容室を利用する前のチェックリスト

最後に、この記事で紹介した日本の美容室を利用するマナーや傾向をもとに、利用前のチェックリストをまとめました。

  • 美容室への問い合わせ方法・連絡手段を確認した
  • 希望の仕上がり写真を用意した
  • 長さなどを伝える日本語の単語・フレーズをメモした
  • 万が一のキャンセル・予約変更の連絡期限を確認した
  • 当日の来店時間や店舗への行き方を確認した
  • 対応している支払い方法を確認した

予約方法や当日の利用方法は、美容室それぞれで変わります。チェックリストを参考に、当日もスムーズに日本の美容室を利用してください。

日本で外国人も利用できる美容室をお探しの方は、ぜひこちらから探してみましょう。

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監修

菊池 拓人

美容師/コドライズ株式会社 プラットフォーム事業責任者

美容師免許を保有。上北沢・中野・吉祥寺など東京都内の大型サロンで約12年、メンズカットとパーマを中心に施術を担当し、スタイリスト・副店長を経験。現在も施術を続けながら、コドライズ株式会社のプラットフォーム事業責任者を務める。

最終確認: 2026-11-02

よくある質問

日本の美容室は予約が必要ですか。

多くの美容室は予約制で営業しています。空きがあれば予約なしで利用できることもありますが、都市部の人気サロンや週末・連休前は、予約なしでは断られたり長時間待つ可能性があります。

予約した日は、何分前に着けばよいですか。

「何分前に着くべきか」という決まりはありません。予約時間の5〜10分前までに到着していれば問題ありません。大幅に遅れるとキャンセル規約により施術時間が短縮されたり、自動キャンセル扱いになるおそれがあるため、遅れそうなときは電話で連絡を入れてください。

当日は何を用意していけばよいですか。

目指したい仕上がりの参考写真と、現金または決済用のカード・スマホです。服装は、切った髪や薬剤が付かないよう首元が詰まっていないものが無難で、パーマや縮毛矯正など長時間の施術を受けるなら、楽に過ごせる服装がおすすめです。

カウンセリングでは何を話しますか。

美容師による髪のくせや傷みのチェック、希望の施術・仕上がりのすり合わせ、施術内容の最終確認です。「〇cm切る」のように数字で伝えたり、仕上がりに近い画像を見せたりすると、誤解を減らせます。